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【冬の睡眠】冷えと乾燥に注意!冬のおすすめ快眠法5選!

85 人の方が 「役に立った」と言っています

寒い冬の季節。この季節になると、「身体が冷えて寝つけない」、「朝布団から起き出すのが辛い」というような睡眠トラブルが増えます。

冬はなんとなく夏よりも快適に寝ることができるように思えますが、実は睡眠環境や体温調節を管理することが難しく、良い睡眠をとりづらい季節になります。

この記事では、冬において睡眠トラブルが増える原因と、それを解消するための快眠のコツについてご紹介します。

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1. 冬の睡眠について

秋〜冬の季節は日照時間が短くなり、夜の時間が長くなります
そのため、他の暖かい季節と比べると睡眠時間も長くなりやすくなります

その点において冬は夏よりも快適な睡眠をとることができるように思えますが、そうとは限りません。

冬は日差しが弱くなりやすく、気温もぐっと冷え込む日が多くなります。
光の刺激が弱いと体内時計を十分に整えられず、気温が低ければ睡眠時の体温調節が妨げられてしまうので、睡眠の質が下がりやすくなるのです。
また、冬は乾燥しやすいため、喉の痛みや違和感をもたらし、これも睡眠に影響を与えてしまいます。

寒さ対策として室内や身体を暖めると快適ですが、あまり暖め過ぎても逆に正常な体温調節を妨げる可能性もあります。

冬は体温調節や睡眠環境をしっかり管理する必要があり、睡眠にとって難しい季節といえます。

そこで、冬は気温・乾燥に左右されないよう、寝室の温度・湿度を適度に管理し、寝巻きや寝具を工夫するといった睡眠環境の調整が重要なポイントになります。

ポイント
  • 冬は気温の低さや乾燥等で睡眠の質が下がりやすくなる。快眠のためには室内の温湿度を管理し、寝巻きや寝具といった睡眠環境の調整が重要になる

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2. 冬に睡眠の質が低下する原因

2-1 気温の低下

冷えによる体温調節の妨げ

体温調節と睡眠には深い関わりがあります。

人が眠くなり、深く眠るためには「深部体温」と呼ばれる脳を含めた内臓の温度を下げる必要があります。
そして、私たちの身体は深部体温を下げるために睡眠中に汗をかいたり、身体の末端部分の血管から熱を放出したりします
よく、眠る時の赤ちゃんの手足は温かくなるといいますが、熱の放出のために末梢血管を拡張し、血流量を増やしているので温かくなるのです。

しかし、寒さによって手足が冷え切っていると、皮膚温度が低下し、身体は体温が奪われ過ぎないように血管を収縮させて体内に熱を閉じ込めようとします
そうすると熱の放出がうまくいかず、深部体温を下げることができないので、寝つきが悪くなり、深い睡眠もとれにくくなってしまうのです。

寒いと目覚めも悪くなりやすい

気温の低さは起床時の体温調節にも影響を与えます。

人は起床後、身体を活発にさせるために徐々に体温を上げていく必要があります
しかし、特に気温が低い冬の朝においては上手く体温を上げることができず、しっかり覚醒することが難しくなります。

また、冬は目が覚めても布団からなかなか抜け出すことができないという方も多いのではないでしょうか。
温かい布団から寒いところに行くのは身体的にも心理的にもストレスになります
かといって「布団から出たくない」とそのまま横になり続けていると二度寝につながり、遅刻や、程度にもよりますが睡眠リズムを崩してしまう可能性もあります。

寝違え・こむら返り

睡眠中・起床後の痛みのトラブルとして、「寝違え」と「こむら返り」があります。
こむら返りとは、足の筋肉、特にふくらはぎの筋肉がつり、痙攣することをいいます。

睡眠中にこむら返りが起こってしまうと激痛によって安眠を妨げてしまい、また寝違えは1日から数日にかけて痛みが続く場合があるのでストレスや寝つきの悪さにつながります。

これらは冷えや水分・ミネラル不足による血行不良が主な原因といわれており、冷たい気温で身体を冷やしがちな冬に起こりやすいといわれています。

2-2 光の刺激の不足

良い睡眠には光も重要な役割を果たします。

光の刺激を受けると、体内に「セロトニン」と呼ばれるホルモンが分泌されます。
このセロトニンは、体内時計の調整に関わり睡眠ホルモンと呼ばれる「メラトニン」の分泌を抑制し、覚醒を促します。
また、セロトニンは夜になるとメラトニンの分泌を促すので、朝にセロトニンを分泌させることで夜に眠気が訪れ、深い睡眠をとりやすくなります。

しかし、冬は日の出が遅いため光を浴びる時間や頻度が減り、日差しも弱いため十分な光を浴びることが難しくなるので、体内時計を上手く調節できず、睡眠と覚醒のメリハリがつかなくなってしまいます
メラトニンの分泌が抑制されないままでいると寝覚めの悪さや日中の眠気につながってしまいます。

2-3 活動量の低下

適度な運動による身体の疲れも良い睡眠に必要です。

身体の疲労がないと、脳が疲れていても身体が休息を必要とせず、深い眠りをとりづらくなってしまい、脳を十分に休ませることが難しくなる恐れがあります
冬は寒さを理由に外出を控えることが多く、身体の活動量が減りがちになるので、睡眠の質が低下する可能性が高くなります。

2-4 乾燥

冬になると起床時に口の中や喉がカラカラに乾いていたり、痛みを感じたりといったことが増えるという方も多いのではないでしょうか。

冬の室内は乾燥しやすくなるので、喉や鼻の痛みを引き起こし、寝つきが悪くなる可能性があります
室内の空気が乾燥していると、特に睡眠時に口呼吸の方は口の中や喉が渇きやすくなるので、不快感で睡眠途中で目が覚めてしまうこともあります。
起床時の口や喉の渇き、痛みは目覚めの悪さにもつながりかねません

また、乾燥は睡眠の質の低下を引き起こすだけではありません。
乾燥した空気を吸い込み口の中が乾いていると、喉の免疫力が低下してウイルスが発生しやすくなるので、風邪をひきやすくなります
睡眠中は鼻や喉の粘膜が分泌されにくくなるので、鼻づまりを起こし口呼吸となりやすく、ウイルスや細菌が防御力の低くなった喉に直接入ってくることも増えてしまいます。

ポイント
  • 冬の気温の低さは冷えをもたらし、深い睡眠をとるための体温調節を妨げることや、血行不良による身体の痛みを引き起こすことが増える

  • 日照時間が短く日の出も遅い冬は光を十分な量浴びることが難しいため、睡眠の質が低下しやすい

  • 身体の疲れは良い睡眠に必要だが、気温が低いと活動量が低下しやすくなるため、身体の疲労が不足しやすくなる

  • 冬は乾燥しやすいため喉の痛みを引き起こし、不快感による寝つきの悪さや目覚めの悪さにつながってしまう

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3. 理想的な睡眠時の温度

3-1 寝室内の温度・湿度

日本睡眠研究所によると、冬の寝室内の温度・湿度は、温度が22℃〜23℃、湿度は50~60%程度が理想的とされています。※1
寒い冬は温度を注目しがちになりますが、湿度が低ければ空気が乾燥し、睡眠の質に影響を与えるので気をつけましょう。

3-2 寝床内環境

室内だけではなく、寝具内の温度・湿度も意識しましょう。
就寝時に、身体と寝具の間にできる小さな空間の温度・湿度のことを「寝床内環境」または「寝床内気象」といいます。
「室内の温度は快適のはずなのに、寝ていると暑苦しく(寒く)なってくる」という方は、この寝床内環境の調整が上手くいっていないのかもしれません。

理想的な寝床内環境の条件は、温度が「33 ± 1℃」、湿度が「50 ± 5%(RH)」とされています。※2

冬の場合、通気性や吸水性、吸放湿性が悪い寝具や寝巻きを使用していると、一時的には温かくて快適でも次第に熱がこもり、寝床内環境の温度・湿度が上昇して寝苦しくなってしまいます。

季節に応じて寝具や寝巻きの種類や素材を変えることがおすすめです。

ポイント
  • 冬の寝室内の温度・湿度は、温度が22℃〜23℃、湿度は50~60%程度が理想的とされている

  • 身体と寝具の間にできる小さな空間の温度・湿度のことを「寝床内環境」といい、理想的な寝床内環境の条件は、温度が「33 ± 1℃」、湿度が「50 ± 5%(RH)」とされている

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4. 冬の快眠法① 就寝前・起床後に身体を温めよう

良質な睡眠のためには、一度深部体温を上げて、その後体温が下がる際の振り幅を作ることが大切です。
身体を温めると血管も拡張しやすくなるので、就寝時の熱の放出がスムーズになります。

また、起床後に体温を上げることで脳や身体を早く覚醒させることができます。

4-1 入浴

入浴は冷えてしまった身体全体を温めてくれます。

おすすめの方法は40℃くらいのぬるめで15〜20分入ることです。
10分以上ゆっくり浸かると身体が中から温まり、リラックスすることで副交感神経の働きが促されます。
副交感神経が優位になると血行も良くなります。

ただし、42℃以上の熱めのお風呂に浸かると脳を活発にさせる交感神経の働きを促してしまうので注意です。
どうしても熱いお風呂じゃないとダメ、という方は、就寝する3時間ほど前には入浴を済ませるようにしましょう。

一般的に、
入浴のタイミングは就寝する1時間〜1時間半前がおすすめです。


なお、寒い冬は身体を温めようと就寝直前に入浴する方もいるかもしれませんが、入浴後すぐの就寝は深部体温を十分に下がりきらず、睡眠が浅くなってしまいます

入浴する時間がない等、就寝直前に身体を温めたいならば、「足湯」がおすすめです。
足を温め、血行を良くすることで身体全体も温まります。
手が冷えやすいという方は、肘から手首まわりをお湯につけて温める「手湯」も良いでしょう。

また、入浴後は身体を急激に冷やさないよう、衣類等で保温するように気をつけましょう。

4-2 適度な運動

就寝前や起床後は軽く身体を動かしましょう。
身体を動かすことで体温が上がり、血行も良くなるので体温調節もスムーズになります。

夜〜就寝前

適度に体温を上げて寝つきを良くするには、30分程度のウォーキングやジョギングなどの有酸素運動が効果的とされています。

ただし、ランニングや筋力トレーニングといった激しい運動は交感神経を活発にしてしまうので、就寝直前に行うには適していません
激しい運動をする場合は就寝まで3時間以上の間隔を空けると良いでしょう。

就寝直前に行うなら、軽いストレッチやヨガがおすすめです。
身体の筋肉の緊張をほぐし、血流を良くして副交感神経の働きを促すので眠りにつきやすくなります。

起床後

起床時には体温が低下したままなので、身体を活動状態にするために交感神経を刺激し、体温を上げることが必要になります。
特に気温が低い冬は積極的に身体を動かすと良いでしょう。

ラジオ体操のような動的なストレッチやウォーキング等の運動が良いですが、気温が低く布団から起き出すことが難しい場合は、その場で手足を動かしたり、身体を伸ばしたりしてみるだけでも効果があります
布団の中の運動は二度寝防止にもなるのでおすすめです。

ポイント
  • 睡眠には一度深部体温を上げ、体温調節をスムーズにさせると良い。深部体温を上げるには、就寝する1時間〜1時間半前に、40℃くらいのぬるめで10分以上浸かる入浴方法がおすすめ

  • ウォーキングやジョギング等の適度な運動は深部体温を上げるのに良い。また、就寝直前は血行を良くする軽いストレッチやヨガがおすすめ

  • 起床後に軽く身体を動かすと体温が上がり、覚醒しやすくなる。ラジオ体操や散歩のほか、布団の中で手足を動かすだけでも有効

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5. 冬の快眠法② 室内の冷え対策をしよう

5-1 エアコン暖房の活用のコツ

理想的な室温である22℃〜23℃程度を目安に、自分の身体に合った温度をキープできるように設定しましょう
ここで注意なのは、あくまで「室温」であって、「エアコンの設定温度」ではないということです。

実際の室温がエアコンの設定温度とイコールになるとは限りません。外気温等によって設定温度よりも実際の温度が異なる場合があり、適度な調節が必要になります。

寝室に温湿度計を設置しておくと、常に寝室内の温度・湿度をモニタリングできるので、こまめな調整におすすめです。

コツ① 就寝前にあらかじめ寝室内を温めておく

就寝する30分〜1時間くらい前から暖房をつけておき、寝室内を暖めておきましょう。

コツ② できれば一晩中つけっぱなしにする

冬の睡眠時は、エアコン暖房を付けっぱなしにするのがおすすめです。
一晩中つけっぱなしにすると快適な室温を一定に保つことができるので、心地よく眠ることができます。

また、室温を一定に保っておくと、夜中にトイレ等で起きてしまったり起床時に寝床から抜け出したりするタイミングで、寝床の中と外の温度差による身体の負担を軽減することができます。

ただ、暖房のつけっぱなしは湿度が低下して乾燥の原因となるので、加湿する工夫が必要になることが注意点として挙げられます。
具体的な加湿の方法は後述します。

コツ③ 起床予定時間に合わせてタイマーで部屋を暖めておく

冬の朝は温かい布団から起き出すのがつらくなります。

一晩中暖房をつけっぱなしにするのはちょっと、という方は、できるだけ布団内の温度と外の温度差が少なくなるように、暖房のタイマーをセットして起床時に部屋が暖まっているようにしましょう
室内が暖まっていれば、起床後の体温も上がりやすく、身体が覚醒し活動状態になりやすくなります。

起床予定時間の30分〜1時間前に暖房のスイッチがオンになるように設定しておきましょう。

5-2 寝巻き

おすすめの素材

冬の寝巻きは、綿やニットなど厚手で温かいものを選ぶと良いでしょう。
肌にやさしく、通気性にも優れるシルクもおすすめです。温度調整をしてくれるので、夏は涼しく、冬は暖かくと一年中着ることができます。

なお、フリース素材は寝巻きとしては適していません
フリース素材は冬に着る衣類としては快適ですが、通気性が悪いものがあるので、就寝時の着用は睡眠の質を下げてしまう原因になります。
睡眠時の寝汗がこもり、暑苦しさや不快感を感じてしまいます。

重ね着はNG

寒いとつい厚着をして眠りたくなりますが、厚着をしすぎると寝返りを妨げてしまい、睡眠の質を下げる原因になります

5-3 寝具

あらかじめ布団を温めておく

室内が暖かくても、ひやっとするような冷たい布団の中に入ると、身体の末端の血管が収縮し、交感神経が活発になることで目が覚めてしまいます
就寝時にスムーズに寝られるように、布団の中を温めておきましょう

温める方法としては、
あらかじめ布団をめくって暖房を入れておく
湯たんぽ・電気毛布で温めておく
布団乾燥機を使う
などの方法があります。

ただ、②の方法には注意です。
ゆっくりとお湯がぬるくなる湯たんぽなら良いですが、電気湯たんぽや電気毛布の場合、布団に入ってもスイッチをオンにしたままでいると暖まりすぎて深部体温が下がりにくくなり、深い睡眠がとれなくなってしまう恐れがあります。
電気湯たんぽ・電気毛布は事前に寝具を温めておく目的のみにとどめておき、就寝するときはスイッチを切っておきましょう

布団の重ねすぎには注意

寒いと掛け布団を何枚も重ねてしまいたくなるかもしれませんが、あまり重ねすぎると身体が圧迫され、苦しくなります。
身体が圧迫されていると寝返りがうちにくくなるので、睡眠の質の低下や圧力による身体の痛みが発生してしまいます

5-4 窓の断熱対策

寝室内が冷え込む1番の原因は、窓からの冷気といわれています
空気は、温度が高いと部屋の上へ、低いと下へ行こうとする性質がありますが、室内の空気が窓際で冷やされ、その冷えた空気が床に停滞することで部屋全体が冷えてしまいます。

窓の断熱対策としては、
窓に断熱シートを貼る
断熱カーテンを床までかける
などの方法がおすすめです。

ポイント
  • 寒さ対策としてエアコン暖房を使用する際は、就寝前にあらかじめ室内を暖めておくと良い。暖房は一晩中つけっぱなしにするのが望ましいが、できない場合は起床時間に部屋が暖まっているようにタイマーをセットすると良い

  • 寝巻きは綿やニットなどの厚手のものや、シルクの素材がおすすめ。厚着のしすぎには注意する

  • 寝具をあらかじめ温めておくと心地よく入眠することができる。身体を圧迫するため布団の重ねすぎには注意する

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6. 冬の快眠法③ 積極的に光を浴びよう

起床したら、まずはカーテンを開けて太陽の光を浴びるようにしましょう
光の刺激によって脳が覚醒し、身体も活動的になりやすくなります。

ただ、地域や個人の生活リズムにもよりますが、普段の起床時刻でも冬においてはまだ外が真っ暗という方も多いと思います。
そのような場合、日差しの弱い時は真っ先に電気をつけるようにしましょう

室内の照明としてLED照明を利用するのがおすすめです。
一般的な蛍光灯にも含まれていますが、LEDには「ブルーライト」がたくさん含まれており、この光を浴びることで効果的に身体の覚醒を促すことができます。

また、脳や身体を目覚めさせるという目的に特化した「光目覚まし」もおすすめです。
光目覚ましの中には光の強さを自由に調節できる機能が備わっているものがあるので、自分の好みに合わせて好きな時に光を浴びることができます。

ポイント
  • 起床後は光を浴びると脳や身体が覚醒しやすくなる。外が薄暗い場合は電気をつけて部屋を明るくすると良い

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7. 冬の快眠法④ 日中の活動量を増やそう

就寝時・就寝前の軽めの運動のほか、日中の活動量も積極的に増やすようにしましょう

1日の活動量が少ないと疲労が不足し休息が必要とされず、十分な深い眠りも減少してしまいます。
仕事のある日は積極的に身体を動かしたり、休みの日は屋外に散歩に出かけたりと、意識して日中の活動量を増やしてみましょう

特に活動量が少なくなりがちな冬は、1日30分程度のウォーキングといった適度な運動を習慣化すると効果的です。

ポイント
  • 活動量が不足しがちな冬においては、積極的に活動量を増やして身体を適度に疲労させることが大切

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8. 冬の快眠法⑤ 乾燥対策を心がけよう

室内が乾燥していると喉や肌に負担がかかることに加え、不快感で睡眠の質が下がる恐れがあります。
冬は、低くなりがちな湿度が暖房をつけていると更に低下してしまうため、加湿の工夫を心がける必要があります。
以下に、乾燥対策をいくつかご紹介します。

8-1 加湿器の使用

加湿器を使用すれば、効率的に室内を加湿することができます。
理想的な室内の湿度とされている50%〜60%を目安に調節しましょう。

使用の注意点として、衛生を保つために加湿器に入れる水はこまめに取り替えるようにしましょう。

加湿器機能付きの空気清浄機を使用するのもおすすめです。

8-2 保湿機の使用

室内全体の加湿を行うには、部屋の広さによっては大きな加湿器が必要になったり、十分な加湿に時間がかかったり等、準備に手間がかかる場合があります。
睡眠時の加湿だけならば、顔まわりの場所をピンポイントで加湿した方が効率的かもしれません。

保湿機とは、自分の側に設置し、直接顔まわりにスチームを浴びる製品になります。
自分の顔まわりの場所の湿度のみをピンポイントで加湿してくれるため、室内全体を加湿するよりもお手軽に使用でき、長時間使用しても過度な加湿による窓の結露やカビの発生を抑えることができます

小型なので場所も取らないというところもおすすめです。

8-3 睡眠時のマスクの着用

喉の乾燥対策としては、最もお手軽な方法です。
マスクの中で呼吸を繰り返すと、呼気に含まれる水蒸気を吸い込むので、喉や鼻の保湿の役に立ちます
マスクは保湿だけでなく、空気中の埃や花粉を吸い込むことを防いでくれるといった衛生面のメリットもあるので、アレルギーを持っている方にも向いています。

マスクの種類は、濡れマスクがおすすめです。
マスクに含まれる水分を水蒸気として吸うことができます。
不織布マスクは厚手のものだと通気性が悪い場合もあり、息苦しく感じる場合もあるので気をつけましょう。

マスクの素材は、保湿性や通気性が高いシルクや綿がおすすめです。

注意点

睡眠中の呼吸がしづらい状態では十分な休息が得られません
マスクをしていて息苦しく感じるならば、次のように工夫しましょう。

大きめのマスクを緩めにつける
鼻を出しておく
マスクに細かい穴を空けておく

また、衛生面にも気をつけましょう。
使い捨てタイプのものを使用する、週に1、2度は洗うようにする等、常に清潔なマスクを着用するようにしましょう

8-4 その他の乾燥対策

乾燥対策には上記以外にも、以下のような方法があります。

室内干しをする(濡れタオルを干すことも有効)
熱帯魚等の水槽を置く
観葉植物を置き、霧吹き等で水をかけておく
就寝前に水分補給をする

8-5 加湿する際の注意点

乾燥対策として室内の湿度を上げるのは良いですが、湿度の上げすぎには注意です。
一般的に湿度が60%以上では窓に結露が生じ、カビが繁殖する原因になるとされています。

また、カビが繁殖すると、それを好物とするダニも繁殖してしまう悪循環が生じてしまいます
臭いのある場所の近くを通るときに呼吸を浅くしてしまうように、カビやダニ、ダニのフンや死骸が多いような不衛生な環境では呼吸が浅くなり、睡眠の質が低下してしまいます。

ポイント
  • 室内全体を加湿するなら加湿器を使うと良い。また、睡眠時のみの局所的な加湿ならば保湿機が効率的でおすすめ

  • マスクを着用して眠ると喉の保湿に役に立つ。息苦しさを感じる場合は、穴を空ける等の工夫をする

  • 一般的に室内の湿度が60%以上になるとカビやダニが発生しやすくなる。不衛生な環境では睡眠の質が下がってしまうので、加湿のしすぎには注意

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9. 良い睡眠にとってNGな冬の習慣

寒い季節にしがちなNG習慣をご紹介します。

9-1 靴下を履いて寝ること

就寝時の靴下は、履かない方が睡眠のために良いとされています。

足元を暖かくして眠ると、足の血行が良くなって寝つきが良くなることもありますが、
就寝時に靴下を履いたままでいると熱が閉じ込められてしまい足先からの熱の放出が妨げられるので、深部体温が下がりにくくなってしまい、結果的に良い睡眠が得られなくなる恐れがあります

就寝時に靴下は履かないようにしましょう。

靴下を履くのであれば、就寝時に履くのではなく、入浴や足湯で足が温まったあとに、足を保温するという目的で使うのがおすすめです。

なお、どうしても就寝時に靴下を履きたいという場合は、寝ている間にすぐに脱げてしまうような緩めのものを履くと良いでしょう。

9-2 夜食

身体が冷えると、つい夜中にラーメンや小さいお鍋といった温かいものに手を伸ばしてしまうかもしれませんが、就寝直前の夜食もNGです。

食事を摂ると食べたものを消化するために胃や他の内臓が活性化してしまい、睡眠中でも脳や身体が十分に休むことができなくなり、睡眠の質を低下させてしまいます

胃腸の働きが治まるのはおよそ3時間と言われているので、就寝の3時間前には食事を済ませておきましょう
ただし、上述のラーメン等の脂肪や油分を多く含むような消化の悪いものは、胃腸の働く時間が更に長くなるので注意です。

9-3 寝酒

冬は身体を温めるという目的で寝酒をするという方もいるかもしれませんが、寝酒もNGです。

アルコールは寝つきを良くしてくれることがありますが、その作用はおよそ3時間とされており、効果が切れると逆に脳が興奮して中途覚醒が増え、その後の眠れない原因となります
また、体内の水分を奪うので喉が乾きやすくなるほか、利尿作用によって夜中にトイレで起きてしまうことも増え、結果的に睡眠の質を低下させてしまいます。

お酒は就寝する3時間前、夕食と一緒に摂取するのが良いでしょう。

ポイント
  • 靴下を履いて寝ると睡眠時の足先からの熱放出が上手くいかず、睡眠の質を下げてしまうので、就寝時には脱ぐようにする

  • 就寝直前の夜食は胃が活性化して脳や身体が休まらず、睡眠が浅くなってしまう。就寝前3時間の食事は控える

  • アルコールは中途覚醒を増やしてしまう。食事と同様、就寝前3時間の摂取は控える

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10. まとめ

冬における快眠のコツについてご紹介しました。
重要なポイントは、①体温調節をスムーズにする、②室内の寒さ対策、③乾燥対策、④光を浴びる、⑤活動量を増やすの5つになります。
靴下を履いて寝たり、寝酒をしたりといった寒い季節にしがちな習慣にも注意しましょう。

冬は睡眠にとって難しい季節ですが、生活習慣や睡眠環境を見直し、快適な睡眠をとれるようにしましょう。

参考文献

※1 日本睡眠研究所 "良い睡眠の条件" https://www.nishikawa1566.com/company/laboratory/topics/03/ 2021年12月2日アクセス

※2 日本睡眠研究所 "02 寝室環境・寝床内の研究" https://www.nishikawa1566.com/company/laboratory/research/kankyo/ 2021年12月2日アクセス

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この記事を書いた人
睡眠アプリSomnus
Somnusスリープラボ編集部
累計50万人以上の睡眠をサポートしているSomnus株式会社の専属ライターです。日本有数のSleepTech企業として培ってきた知見やデータをもとに、睡眠でお悩みの方はもちろん、皆様の睡眠を改善するための情報を発信しています。
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