1. ぬるめのお風呂に浸かる

人が眠くなるためには、深部体温という体の中心部の体温を一度上げて一気に下げることが重要です。
入浴は体を中から温めて血行を促進し、
血管が広がることで皮膚から熱を放出し深部体温を下げるので眠気を引き起こしやすく、寝つきが良くなります。
お風呂は40℃くらいのぬるめで15〜20分、就寝する1時間〜1時間半前に入る方法がおすすめです。
10分以上浸かることで、心身をリラックスさせる副交感神経の働きを促します。
就寝する1時間〜1時間半前に入ると深部体温が下がっていくにつき、
就寝する時間に丁度よく眠気を引き起こしてくれます。
ただし、42℃以上の熱めのお風呂に浸かると脳を活発にさせる交感神経の働きを促すので、
逆に寝つきが悪くなってしまいます。
どうしても熱いお風呂に浸かりたい場合は就寝時間より2時間以上間を空けましょう。
また、お風呂から上がってすぐに温かい寝床に入ることも注意です。
深部体温が下がりきらず、深い眠りが得られなくなる恐れがあります。