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【ビジネスパーソン必見】仕事のパフォーマンスを上げる睡眠改善法!

11 人の方が 「役に立った」と言っています

睡眠が仕事のパフォーマンスに影響を与えるということはご存知ですか?

寝不足の日が続くと集中力や注意力が落ち、作業効率が悪くなります。
寝ずに働くことが美徳とされた時代もありましたが、今は違います。

良いパフォーマンスを発揮するには、睡眠時間をたっぷりとることが必要です。

しかしながら仕事が忙しく、やりたいこともあり、睡眠時間を削らざるを得ないビジネスパーソンも多いと思います。
睡眠時間を削ることはできる限り避けるべきですが、どうしてもという場合は、睡眠時間が短くても最大のパフォーマンスを発揮できるように、睡眠の質を重要視すると良いでしょう。

この記事では、睡眠がパフォーマンス・作業効率に与える影響と、睡眠の質を上げる方法をご紹介します。

睡眠の質は仕事の質と言っても過言ではありません。
睡眠への意識を変えて、仕事の生産性を向上させましょう。

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1. 睡眠不足がパフォーマンスに与える影響

1-1 認知機能の低下

睡眠時間とパフォーマンスの関係について、ペンシルベニア大学とワシントン州立大学の研究者らが行ったある実験があります。※1
1日の平均睡眠時間が7〜8時間の男女48人を集め、3日間眠らずに起きているグループ、2週間を1日4時間の睡眠時間で過ごすグループ、6時間のグループ、8時間のグループの4つに分けて、認知機能や注意力等を記録し、その変化を調べました。

実験の結果、睡眠時間を8時間とったグループは認知機能や注意力ともに低下しませんでした
しかし一方、4時間のグループと6時間のグループは、日を追うごとにパフォーマンスが低下していきました
最終的に4時間睡眠のグループが最もパフォーマンスの低下が見られましたが、6時間のグループも4時間のグループとそれほど大きな差はありませんでした。

1-2 睡眠不足のダメージは蓄積する

この実験で明らかになったことは、睡眠不足のダメージは蓄積するということです。

実験開始から1週間経つと、6時間睡眠のグループの一部は睡魔に襲われながら過ごすようになりました。
そして2週間後、6時間のグループでは、2日間寝ないで過ごしたグループと同じレベルまでの低下が見られました。

つまり、1日6時間の睡眠を2週間続けると、2日間徹夜している状態と同じレベルのパフォーマンスになるということです。

睡眠不足の状態は酔っ払いと同じレベル!

徹夜をしている時の脳の状態について、1997年にオーストラリアの研究者らが発表した研究では、17時間以上起きている人の認知機能が血中アルコール濃度が0.05%の状態と同じレベルにまで低下したといいます。※2これは、車を運転していると酒気帯び運転とみなされるレベルです(日本の酒気帯び運転の基準値は血中アルコール濃度0.03%相当)。

6時間睡眠を1週間続けるだけでも、ほとんど酔っ払いながら仕事をしていると同じことになります。
これでは到底生産性が良いとは言えません。

1-3 作業効率の低下に自分では気づかない!

ペンシルベニア大学らの実験で、他にも驚くべきことが判明しました。それは、パフォーマンスの低下に自分自身では気づきにくいということです。

この実験で3日間徹夜したグループが強い眠気を感じていたのに対して、6時間睡眠のグループはそれほど強い眠気を感じていませんでした
しかし、実際のパフォーマンスは毎日悪化し続けていました。つまり睡眠時間の不足とパフォーマンスの低下は比例しますが、眠気の程度は変わらないということです。

現実の職場においても、睡眠不足の状態でも明るい部屋、人との会話、カフェイン、その他の様々な要因により、「パフォーマンスは変わらず発揮できている」と感じることがあるかもしれませんが、実際のパフォーマンスが最適でない可能性もあります。

「そんなに眠くないから大丈夫」という人は、毎日の睡眠不足に慣れてしまい、眠気を感じにくくなっているだけかもしれません。
本当に最適なパフォーマンスを発揮するには十分な睡眠時間を確保することが重要です。

ポイント
  • 睡眠不足の状態では認知機能や注意力が低下する

  • 6時間睡眠を2週間続けると2日間徹夜している状態と同じレベルにまでパフォーマンスが低下する

  • 睡眠不足が長く続くと、自分のパフォーマンスが低下していることにも気づかなくなる

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2. 理想の睡眠時間

2-1 6時間は最低ライン!理想は7時間以上!

それでは一体、どれくらいの睡眠時間を確保すれば良いのでしょうか?
アメリカ国立睡眠財団によると、推奨される睡眠時間は、18〜64歳の場合は7〜9時間であり、最短でも6時間としています。※3
上でご紹介したペンシルベニア大学らの実験結果から、睡眠時間6時間未満では作業効率が落ちるので、一般的な理想の睡眠時間は最低6時間以上、できれば7時間以上と言えるでしょう。

ただし、最適な睡眠時間は個人差があります。極めて稀なケースで、5時間未満でも健康に問題なく、仕事においても高いパフォーマンスを発揮できるといういわゆるショートスリーパーの人や、10時間は必要というロングスリーパーの人までおり、全ての人に当てはまる絶対的な睡眠時間の基準はありません。

自分に最適な睡眠時間を見つけるには、まずは睡眠時間6時間以上を目安として、その日の仕事に集中できたか、頭は冴えていたか等、睡眠時間とその日のパフォーマンスから割り出していくのが良いでしょう。

次に、睡眠の質を高める方法を時間帯別にご紹介します。

ポイント
  • 一般的に推奨される睡眠時間は最低6時間以上であり、理想は7時間以上

  • 自分に最適な睡眠時間を見つけるには、6時間以上を目安として、その日の自分のパフォーマンスから割り出していくのが良い

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3. これがデキるビジネスパーソンの1日だ!:朝〜午前中

3-1 起きる時間を一定にする

もし睡眠時間が不足していても、起きる時間を一定にすることは大切です。
起床時間がそろっていれば体内時計を乱さず、規則的な睡眠のリズムを作ることができます。

3-2 朝の光を浴びる

目が覚めたらすぐにカーテンを開けて光をたっぷり浴びましょう。
睡眠ホルモンのメラトニンの分泌が抑えられ覚醒が促されるとともに、体内時計がリセットされます
メラトニンは光を浴びてから約14〜15時間後に分泌されるため、夜には自然と眠くなります。

また、日光には睡眠の質を上げる効果や、身体活動を活発にさせる効果があるという研究結果もあります。※4

曇りの日や雨の日も有効なので、欠かさないようにしましょう。

3-3 朝食をしっかりとる

朝食にも体内時計を整える効果があり、他にも日中のエネルギーの補給や、体温を上昇させて寝起きの脳や身体機能を活性化させるなど大切な役割があります。1日を元気にスタートさせるために、朝は忙しくても朝食はとるようにしましょう。

ポイント
  • 毎日の起床時間を一定にし、光と朝食で体内時計が整い、毎日のリズムを規則正しくすることができる

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4. 夕方〜夜

4-1 電車でうたた寝をしない

仕事が終わり、疲れて帰りの電車でついうたた寝…というのはNGです。
夕方以降に眠ってしまうと、自宅に帰ってから寝つきにくくなり、睡眠の質も悪くなります
眠くて仕方がない時でも我慢しましょう。そうすれば自宅で就寝するときにぐっすり寝ることができます。
仮眠は上述した通り、午後3時前までに一度とるだけにしましょう。

ポイント
  • 夕方以降のうたた寝は夜の睡眠に悪影響を与えるので控える

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5. 就寝前

5-1 入浴は就寝の90分前に

帰りが遅くなってしまい、お風呂に入った後は寝床に直行、というのは注意です。

人の体温には、「深部体温」という身体の中心部の温度があり、この深部体温を一度上げて一気に下げることで人は眠くなります。

入浴は身体を中から温めて血行を促進し、皮膚から熱を放出し深部体温を下げるので眠気を引き起こしやすくしますが、入浴後すぐに温かい寝床に入ると、深部体温が下がりきらないので寝つきが悪くなります。
入浴後は90分程の時間を空けて、深部体温の下降に合わせて就寝するようにしましょう

寝る前にそんなに時間がないという場合は、ぬるい入浴かシャワーで済ませるようにしましょう。

5-2 寝酒はしない

「お酒がないと眠れない…」といって寝る前に大量のお酒をとることも注意です。

アルコールには気持ちを落ち着かせる作用があり寝つきは多少よくなりますが、3時間ほどでその効果は切れます
効果が切れると、脳が逆に興奮し、睡眠の質を低下させます。また、アルコールの利尿作用や飲酒により体内の水分が奪われることで、就寝中にトイレで起きてしまうことも増えます。眠りも浅くなるので、翌日のパフォーマンスに影響が出ます。

また寝酒が習慣化するとアルコールへの耐性もつき始めるので、酒の量が増え、アルコール依存症にもつながりやすいです。

お酒は夕食時までに適量にとどめ、寝る前は控えるようにしましょう。

5-3 ストレスを寝床に持ち込まない

ビジネスパーソンにはストレスがつきものですが、寝床にイライラしながら入ると交感神経が活性化するので深い眠りが得られません

就寝前は読書、アロマ、音楽など、何か自分の好きなものでリラックスしながら寝床につくようにすると寝つきが良くなります。
アロマはなるべく刺激が少ないもの、音楽は自然音や歌詞のないものだとさらに効果的です。

日頃のストレスは発散させてできるだけ溜め込まないようにしましょう。
ただし、先ほど述べたように寝酒はNGです。

5-4 SNSやメールのチェックをしない

寝る前のSNSやメールチェックは、気になるものがあるとつい見てしまい睡眠時間を削ってしまい、
またスマートフォンやPC等の電子機器が発する「ブルーライト」が交感神経を優位にし、脳を活性化させて眠れなくなります。

また、内容によってはストレスの元となったり脳を興奮状態にさせたりするので、就寝前一時間はこれらの電子機器の使用を控えるのが良いでしょう。

ポイント
  • 入浴後すぐの就寝は寝つきが悪くなるので注意する

  • 寝酒は寝つきを良くするが効果は3時間で切れ、その後は眠りが浅くなる

  • 寝床にストレスを持ち込むと興奮して眠れなくなる。日頃から発散させることが大切

  • 寝床に入ってからのSNS・メールチェックは睡眠時間を削り、脳も活性化させるので就寝前1時間はスマートフォン等の使用を控える

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6. 休日

6-1 寝過ぎ・寝だめをしない

休日の寝過ぎ・寝だめは要注意です。

休日の起床する時間が遅れると睡眠リズムが乱れ、休日明けのいつも起床する時間に起きると目覚めが悪く、眠気や倦怠感を引きずる「時差ボケ」状態を作ってしまいます。その状態では仕事も捗らないですし、一週間を最悪のコンディションでスタートすることになります。

ただ、仕事がない日くらいはゆっくり寝ていたい、という方もいるでしょう。
その場合は平日よりも眠る時間を+2時間以内にとどめ、それでも眠たい場合は午後の早い時間帯までに軽い仮眠をとるようにして、睡眠のリズムを乱さないようにしましょう。

ポイント
  • 休日の日にいきなり寝すぎると体内時計が乱れてしまう。多く寝る場合は平日よりも+2時間以内にとどめる

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7. まとめ

睡眠とパフォーマンスの関係についてご紹介しました。

睡眠不足が続くと認知機能や集中力が落ちるばかりか、ひどい場合では自分のパフォーマンスが落ちていることにすら気づかないという悪循環に陥ってしまいます。

睡眠の質を上げるために大切なポイントは、朝に体内時計を整えて、夜間は入眠を妨げる行動をとらないことです。
「睡眠の質を改善し、パフォーマンスアップ!」というと難しい感じもしますが、意外と簡単に実践できそうだと感じた方も多いのではないでしょうか。

睡眠時間と睡眠の質を重視した生活を心掛けましょう!

参考文献

※1 Van Dongen HP, Maislin G, Mullington JM, Dinges DF. The cumulative cost of additional wakefulness: dose-response effects on neurobehavioral functions and sleep physiology from chronic sleep restriction and total sleep deprivation. Sleep. 2003 Mar 15;26(2).
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12683469/

※2 Dawson D, Reid K. Fatigue, alcohol and performance impairment. Nature. 1997 Jul 17;388(6639):235.
https://www.nature.com/articles/40775

※4 ※1 Northwestern University
https://news.northwestern.edu/stories/2014/08/natural-light-in-the-office-boosts-health2021年1月21日アクセス

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この記事を書いた人
睡眠アプリSomnus
Somnusスリープラボ編集部
累計50万人以上の睡眠をサポートしているSomnus株式会社の専属ライターです。日本有数のSleepTech企業として培ってきた知見やデータをもとに、睡眠でお悩みの方はもちろん、皆様の睡眠を改善するための情報を発信しています。
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